『シン・仮面ライダー』、『仮面ライダーBLACK SUN』の発表により新たな盛り上がりを見せる仮面ライダーシリーズ。
新たに公開されたプロモーション映像に期待感を高まらせている方も多いのではないでしょうか。
今や特撮の代名詞とも言える仮面ライダーですが、大本をたどれば石ノ森章太郎先生によって描かれた漫画作品。
テレビで大きな人気を獲得した後も、コミカライズ版や漫画版のオリジナルストーリーが描かれ続けてきました。
そこで本記事では、仮面ライダーシリーズの漫画作品についてまとめてみました。
電子書籍で配信されている作品も多数ありますので、ぜひこの機会にお楽しみいただければと思います。
なお雑誌掲載のみの短編や低年齢向け作品、また昭和時代の作品は代表的な作品のみの紹介とさせていただきますのでご了承ください。
風都探偵

脚本 | 三条陸 |
作画 | 佐藤まさき |
掲載誌 | 週刊ビッグコミックスピリッツ(連載中) |
既刊 | 既刊11巻(2021年12月時点) |
人気作品『仮面ライダーW』の続編コミカライズ。
脚本としてテレビシリーズの三条陸さんが参加されており、設定もテレビや映画を引き継いだもの。
オリジナル版の雰囲気を踏襲した作品となっています。
青年誌の『週刊ビッグコミックスピリッツ』連載ということで、描写や演出も大人向けなものが盛り込まれるなど、視聴者の成長にあわせた改変がなされているのが特徴です
Wに関しては、特にフィリップ役の菅田将暉さんの活躍がここ数年目覚ましく、なかなか主人公2人が画面に揃って立つのは難しそう。
左翔太郎とフィリップの物語を漫画で楽しむのもおすすめかもしれません。
なお発行部数の累計が2021年7月時点で200万部を突破したとのことで、今やスピリッツを代表する作品となっています。
仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火

監修 | 小林靖子 |
作画 | 真じろう |
レーベル | モーニングKC |
巻数 | 全5巻(完結) |
2018年から2020年にかけて週刊モーニング系の媒体で連載された作品。
ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』はAmazonプライムのオリジナルコンテンツとして制作され、大人向けの過酷でバイオレンスな脚本が話題になった作品。
漫画版の『外伝 蛍火』では、ドラマで描かれなかったシーズン1からシーズン2にかけての空白の期間が語られます。
仮面ライダー913

脚本 | 井上敏樹 |
作画 | かのえゆうし |
レーベル | 電撃コミックスNEXT |
既刊 | 既刊4巻(2021年12月時点) |
『仮面ライダー555』(ファイズ)の2号ライダー「仮面ライダーカイザ」を主人公とした漫画作品。
カイザは2号ライダーの中でも人気の高いキャラクター。
根強い人気のファイズからあえて主人公ではなく、2号ライダーを主人公としているのは注目ポイントですね。
脚本もオリジナル版と同じく井上敏樹さんが書かれています。
仮面ライダー龍騎 13RIDERS

作画 | MEIMU |
掲載誌 | 月刊少年エース |
巻数 | 全1巻(完結) |
『仮面ライダー龍騎』のコミカライズ作品。
絶版で現在は入手困難な作品ですね。
中身はと言うと、登場人物が似顔絵的になってしまっていて、正直作画はかなり好き嫌い分かれるかと。
20年近く前のコミックなので状態のいいものを探すのは大変かもしれません。
仮面ライダークウガ

脚本 | 井上敏樹 |
作画 | 横島一 |
掲載誌 | 月刊ヒーローズ・コミプレ |
既刊 | 既刊18巻(2021年12月時点) |
2014年から2020年まで『月刊ヒーローズ』で連載されたコミカライズ作品。
同誌が休刊になった後は、WEBサイト「コミプレ」で連載が継続されています。
漫画版ではテレビ版を再解釈し、設定や世界観が変更されています。
特にテレビ版では設定上で関係性を持たせてなかった「仮面ライダーアギト」が登場するなど、物語に大きな改変が施されています。
仮面ライダーSPIRITS(新・仮面ライダーSPIRITS)

作画 | 村枝賢一 |
レーベル | 月刊マガジンZ・月刊少年マガジン |
巻数 | 全16巻(完結)・既刊30巻(2021年12月時点) |
2001年より『仮面ライダーSPIRITS』として、また2009年8月からは『新仮面ライダーSPIRITS』として20年近くに渡り連載されている作品。
テレビ版『仮面ライダークウガ』の頃から連載が継続しているのは凄いの一言。
昭和ライダーの世界を描き、テレビシリーズ化されなかったZX(ゼクロス)なども登場します。
仮面ライダーのコミックとしては最長のシリーズなので、腰をすえて読みたい作品ですね。
仮面ライダーBLACK PartX イミテーション・7

作画 | 島本和彦 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
『仮面ライダーBLACK』のコミカライズ作品。
石ノ森章太郎先生のオリジナル漫画版『仮面ライダーBlack』、特撮版『仮面ライダーBLACK』の外伝的位置付けとなっています。
作者は『アオイホノオ』の島本和彦先生。
島本先生は石ノ森章太郎先生へのリスペクトが全開で『スカルマン』の続編も手がけられていますね。
『スカルマン』は同じく石ノ森章太郎原作の漫画で『仮面ライダー』の原型となったことでも有名な作品です。
本作ではオリジナルの主人公が設定されており、仮面ライダーBLACKの南光太郎は脇役的な位置付けです。
なお短編作品ということもあり、この後に紹介する『仮面ライダーZO 完全版』にあわせて収録されています。
仮面ライダーZO(ゼットオー)

作画 | 島本和彦 |
掲載誌 | 月刊少年キャプテン |
巻数 | 全1巻(完結) |
『仮面ライダーZO』は1993年に劇場公開された映画版仮面ライダー。
こちらもコミカライズを島本和彦先生が手がけられています。
『仮面ライダーZO』はもともと仮面ライダー20周年作品として生まれたライダーでシリーズ初の劇場版オリジナル作品。
劇場版、漫画版、小説版が制作されましたが、それぞれのストーリーは独自の展開をたどることに。
漫画版も島本先生によるオリジナルの展開が描かれています。
なお同じ『仮面ライダーZO』のコミカライズとして青木たかお先生による作品が雑誌『てれびくん』にて連載されていました。
現在同作品は絶版となっているようです。
仮面ライダーBlack

作者 | 石ノ森章太郎 |
レーベル | 少年サンデーコミックス |
巻数 | 全6巻(完結) |
石ノ森章太郎先生本人が描いた最後のライダー、仮面ライダーBlack。
テレビ版もシリアスな展開でしたが、漫画版はさらに設定を過酷に、陰鬱にした作品。
そもそも漫画版はBlack自体のデザインが異形の雰囲気をまとっていて、仮面ライダーが単純な正義のヒーローではないことを思い出させてくれます。
描かれるのはつい忘れられがちな本来のバッタ怪人としての姿ですね。
リメイクされる『仮面ライダーBLACK SUN』の予習にもおすすめです。
仮面ライダー

作者 | 石ノ森章太郎 |
出版社 | 講談社など |
石ノ森章太郎先生のオリジナル版。
原点にして至高、かつ説明は不要。
『シン・仮面ライダー』公開前にぜひ予習を。
なお複数の出版社から単行本が出ており、それぞれ収録内容も微妙に異なっています。
仮面ライダーシリーズの漫画を無料で読むためには?
仮面ライダーシリーズの漫画作品は、主要な電子書籍サービスであればほぼ配信されています。
購入はもちろん、サービスを上手に利用すれば無料で読書することもできますよ。
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そのような場合はぜひ下記の記事を参考にしていただければと思います。
またクレジットカード不要の電子書籍サービスをまとめた記事も紹介しています。
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仮面ライダー漫画作品まとめ
本記事では仮面ライダーのコミカライズ作品、漫画作品について紹介してきました。
仮面ライダーは石ノ森章太郎先生の手で生み出されて半世紀が経ちますが、人気は衰えることがありません。



漫画化された作品も順調に巻数を伸ばしており、根強い人気の高さがうかがえますね。
仮面ライダーの漫画作品は数も多いですが、その分入手にやや手間を要するかもしれません。
電子書籍は大型の書店まで足を運ぶことなくワンタップで購入できる手軽さと網羅性があります。
ぜひこの機会に電子書籍を活用して、仮面ライダー作品の魅力に触れてみてください。
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